システムの見える化で、
業務の停止や
セキュリティ脅威から
リスクを排除。
無駄をカットしコスト削減へ
株式会社ユニックス
美容サロン経営などの美生活総合事業を行う株式会社ユニックス。
「自分を好きになれる場所UNIX」をサロンコンセプトに、東京・埼玉・神奈川・千葉に20店舗を構えています。
ユニックス様への提供サービス一覧
目的 | ・システム構成の可視化 ・セキュリティリスク対応 |
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課題 | ・人手不足・システム運用保守業務の不備 |
効果 | ・障害発生のリスク軽減 ・障害発生時における早期検知と迅速対応 ・ITコスト削減 |
今回お話を伺った方
代表取締役社長 水島 祥暢 様(中央)
経営戦略チーム ゼネラルマネージャー 中静 孝佳 様(右)
経営戦略チーム ゼネラルマネージャー 岡本 尚樹 様(左)
全体の流れ
今回の案件化の背景を聞かせてください
水島さん(以下敬称略):情シス担当の退職が一番最初のきっかけです。AWS環境でほとんどのシステムを管理していたのですが、システムそのものの構成が誰もわからず、手のつけようがない状態でした。そこでDX周りのお話しで少しお世話になっていた方に相談したところ、トライビューさんをご紹介いただきました。
その後の打ち合わせで、私たちのおおまかな課題がトライビューさんで解決していただけそうだという話になり、細かな課題・問題の抽出から始めることになりました。
当時のお客様の状態や課題はどのようなものがありましたか
水島:やはり、担当がいなくなったことで、システムそのものの構成が誰もわからないというのが一番の課題でした。 そもそも、顧客管理システムが使いづらく、使い方を知らない私たちが下手に触ることもできませんでしたし、データベースを見るのにも面倒なアクセスや手順も多いという問題もありました。
他にも現場で使用している工程表プリンターと言われる作業指示書を出すシステムの故障が多い、Wi-Fiの調子が悪い、など問題が複数ありましたが、我々ではどうにもできずその場しのぎで繋いできていました。当時は、万が一、システムに障害が発生して、お客様にサービスを提供できなくなってしまったらと考えると、夜も眠れない思いでした。
中静さん(以下敬称略):私の場合は、これまでの担当が依頼を受けていた様々なデータ出力の依頼がこちらに来るようになり、始めて触るシステムに悪戦苦闘して本来の業務に時間を割けなくなっていたのが特に問題でしたね。
様々あった課題の中でまずはどこから始めたのでしょうか。
水島:まずは、AWSの見える化ですね。誰もわからなくなっていたシステムの構成をひも解いてもらい、構成図を書いていただきました。 ちょうどそのタイミングで、顧客システムを買い切りの使いやすいものに変更する動きが別であり、一番重要だった顧客データをAWSから切り分けることができたんです。
AWSを見える化したことで、稼働の必要がなくコストも無駄になっていたシステムも洗い出すことができ、その結果 ”AWSから全てのシステムを切り離してAWSをなくす”という、我々だけでは気づけなかったことをトライビューさんにご提案いただき、色々と話が動き出しました。
弊社を選んでいただいた理由はなんでしょうか
水島:まるっと1社に全部お願いできるという点が一番大きかったですね。他にもご相談している企業様もありましたが、ハードウェアだけ、ソフトウェアだけ、インフラだけ、というところが多く、些細なことも相談できて、まとめてお願い出来るのがトライビューさんでした。
とにかく当時は自分たちだけではわからないことだらけだったので、何かあったら駆け込めるというのがとても心強かったですし、担当の方が私たち素人にもわかりやすい言葉で説明してくださったのも、ありがたかったです。
サーバ移行について、オンプレからクラウドへ移行するにあたり懸念はありましたか
水島:一番は価格ですね。サイボウズの買い切りのオンプレミスを使用していたので、新たに費用が発生するということがほとんどなく使い続けられたというところで、価格が一番の懸念でした。
ただ、オンプレには故障の際のリスクもあった他、Linux版のサイボウズを使っていていじれる人がいなくなったことと、このオンプレをなくせば完全にAWSをなくせることもあり、変えざるをえない状況でした。 かなり色々な機能をサイボウズで活用しており、サイボウズ以外のシステムにすることは社内で大きな混乱を招くことになると判断し、サイボウズはそのままに、クラウド版へ移行することを決めました。
メールサーバはいつ壊れてもおかしくないと前から言われていたので、同じタイミングでメールサーバとDNSサーバもまとめてクラウド移行できてよかったです。また、クラウド版だと機能アップデートもされるので、そういったクラウドの良さも感じています。
インフラ周りの改善と合わせて、HPのリニューアルにも踏み切った理由は
岡本さん:一番の理由は、HPの一部のデータと予約システムにもAWSが絡んでいたことですね。AWSをなくすことになったので、旧HPは一切なくして新しいものを作ろうということになりました。
HPの修正も簡単なマニュアルしかなく、担当が退職して手が付けられなくなってしまったので、更新や修正もしやすいものを目指しました。 デザインについても、旧HPは美容院らしさに欠けていた印象で、新しくするのであれば”大人女性”というユニックスのターゲットに合ったデザインに一新したいという想いもあり、全面リニューアルに踏み切りました。
他の企業様からも提案をいただいていたのですが、システムとの連携もお任せできるのと、私たちの細かな要望をデザインなどにも組み込んでくださり、寄り添ってくれたので、HPもトライビューさんにお願いすることにしました。
今回のプロジェクト全体を通して実感してしている効果はありますか
中静:私は、本来の自分の業務に集中できるようになったことですかね。情シス担当が退職してから、触ったことも見たこともない、全く使いこなせないシステムにとまどい、本来の業務に時間を割けませんでした。今回システム全体がわかりやすくすっきりしただけでなく、使用手順もいただいたことで対応が圧倒的に楽になりました。 現在もヘルプデスクをお願いしているので、何でもご相談できる体制があるのは心強いです。
水島:最終的には全体的なコストダウンにも繋がりました。もともとコストダウンを目的に始めたわけでもなく、サーバーもオンプレからクラウド版に切り替えて価格があがると思っていたので、コストダウンは嬉しい効果となりましたね。 また、プロジェクト中、色々と教えていただきながら進めていただいたことで、私自身のIT関連の知識もかなり広がったことも良かったことのひとつだと思います。
※ ページ上の内容は2024年5月時点の情報です。
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