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お客様の声・導入事例
Cases

システム化だけでは意味がない
データを活用し経営判断の
スピードアップを実現!

株式会社シントク

多段式冷間圧延用ロールというセンヂミア圧延機の内部に使われるロールを製造する株式会社シントク。 熱処理から研削加工までの一貫製造ラインを保有しているため、耐久性、耐摩耗性、高度な機能要求もクリアした高品質なロールを短納期で供給できることが強みです。

株式会社シントク

シントク様への提供サービス一覧

目的 ・会社データの可視化
・生産管理のシステム化
・データを活用した経営判断
課題 ・経営判断に必要なデータのリアルタイム表示
・実績データの不足
効果 ・生産管理状況のリアルタイム化
・対計画に対する社員の意識変化

今回お話を伺った方

代表取締役社長 田中 雄大 様(中央)
営業部 菊池 大輝 様(右)
※弊社シントク様担当(左)

株式会社シントク

リアルタイムで経営判断に必要なデータを出したい
そんな時に出会ったのがトライビュー・イノベーションでした

システム化は一般的にやらなきゃいけないという認識でいたのですが、一度に大きくデジタル化を進めると現場に混乱が生じることも想像していました。なのでまずはマクロを組んだExcelを使うことから始めました。それを現場に慣れてもらった後に、販売管理のツールを独自でいれたのですが、技術顧問からもっと経営判断に使えるような数字が必要だと言われ、そこで足踏みしていたところ、トライビューさんと出会いました。

根本的な業務分析の提案からいただけたことと、頭で思い描いていたシステム化が提案書に網羅されていたこと、あとはなんと言ってもシステム屋さんが全面的にフォローアップしてくれるという安心感も大きく、トライビューさんにお願いすることにしました。

今後のデータ連携を見据えた生産管理ツールを導入

約3か月かけて業務分析をした結果、会社データの可視化が必要であることがわかりました。

可視化する為にはどうしたらいいかと考えたときに、業務システムの根幹となる生産管理システムに合わせて、可視化したデータを経営会議で共有する kintone とデータ連携ツールのMagic xpi、さらに詳しいデータ分析に使用する DataNature を導入することになりました。

生産管理システムを導入するにあたって、3つほど候補をいただいたのですが、今後のデータ連携を見据えて、データをいつでも参照できる株式会社テクノア様の「TECHS-BK(テックス・ビーケー)」という生産管理ツールを薦めてもらい導入しました。

全社データ連携の仕組み
全社データ連携の仕組み

今後のデータ連携を見据えた生産管理ツールを導入

生産管理ツールを導入したことで、現場に行かないと分からなかった進捗がリアルタイムですぐに見れるようになりました。一部在宅ワークも可能になったり、営業担当も外出先で進捗を確認できるようになったりと仕事のスタイルにも変化が出ました。

現場とのコミュニケーションは必要なので、現場への確認がなくなることはありませんが、ツールの導入で進捗管理の確認の時間が50%程になり時間効率もかなり良くなったと思います。また、生産量や進捗が数値で見えるようになったことで、製造現場が数値を意識をするようになり、数字を見て会話をする文化が根付いてきたのも大きな変化です。

工程ごとの週間生産量をグラフ

工程ごとの週間生産量をグラフ

システム化だけではなくデータ活用した経営判断が本来の目的

生産管理ツールとkintoneの連携で、週次の経営会議資料のデータを簡単に作成できるようにしています。

工程ごとの進捗をグラフ化したことで、ボトルネックとなっている箇所を確認したりなど、最新の具体的なデータが手元で見れるようになったので、問題の指摘から改善、処置後の効果までを明確に数字で語れるようになり、業務改善にも繋がっています。経営層がより数字を意識することで会社全体の意識も変化してきたように思います。

月次ではDataNatureを使用して前年・前月との対比分析をし今後の営業戦略等の検討に利用できるようにする活動も現在行っています。

DataNatureグラフ
DataNatureグラフ

ただシステム化するだけでは意味がなく、そのデータを活用して経営判断に役立てることが今回のシステム化の目的だったので、今後もデータの活用をさらに広げていく予定です。

今後は社内全体のITリテラシーとセキュリティ意識の向上へ

現場には守らなくてはいけない大事な情報がたくさんありますが、昨今、技術流出事故が多発しており、シントクの技術を守るために、社内のセキュリティ意識の向上が必要でした。トライビューさんには社内の情報システムをお願いしていることもあり、社内のセキュリティ教育の提案をいただき、現在進めているところです。

システムをいくつか導入したタイミングなので、今回のセキュリティ教育から徐々に社内全体の意識を向上させて行く予定です。

※ ページ上の内容は2023年9月時点の情報です。

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