vol.26
「令和元年文月の候（上半期を終えて）」
6月29日（土）に大阪では大規模な交通規制のあったG20が終幕したかと思えば、7月1日にトランプ氏が米国大統領として初めて38度線を越え北に足跡を残しました。季節は沖縄で梅雨明け宣言があり、いよいよ夏本番と思いきや、7月に入り九州の鹿児島、熊本を中心とした集中豪雨が人々の暮らしに直接ダメージを与えています。そして7月4日には参院選（投票日は7月21日）が公示されました。国際情勢も日本の気候もそして政治も何と"慌ただしい1週間"であったかと思っております。
そんな慌ただしい世情と同じくして弊社トライビュー・イノベーションも毎日が慌ただしい中で6月30日に第八期（2019年度）の上半期が終了いたしました。そして7月2日（水）に創業7周年を迎えることができました。
弊社は2012年に日本橋センチュリープラザという個人向けのマンションの7坪の部屋から始まりました。スタートの時はたった4人です。第一期目（12月決算の為6カ月間）の売上は19百万円でした。それから6年半が経過した第八期目の上半期の現在は就業者数が40人に達し、売上は264百万に成長することができました。この人員増と業績はENTERPRISE事業の成長が大いに貢献してくれたことにあります。また、事業全体の成長はまさにステークホルダーであるお客様、ビジネスパートナー様、社員、そして様々なご助言、苦言を頂きました多くの皆様のお陰であると心からそう思っております。
「この7年間、ご支援、ご指導、お取引をありがとうございました。」
そこで7周年を記念して3つのイベントを企画しました。
第一に創業の地である日本橋人形町を代表する銘菓「重盛永信堂のゼイタク煎餅」に弊社のロゴ
を焼き印したものをお客様にお配りして召し上がって頂こうというものです。すでにお配りしておりますがお客様から「最近、こういったものが無くなったよね。おもしろい。」と言ったお言葉を頂いているようです。企画者の私にとってたいへん嬉しいお言葉です。
第二に7月2日のまさに創業記念日に弊社の創業期にお力添えを頂いた皆様をお招きし、創業前から贔屓にしているお店Sushi TOCHINO-KI（日本橋人形町 ご主人：橡木義和さん）の2階の広間で小宴を開きました。社員を含めた総勢21人の宴会でお懐かしい方もご参加いただき大いにエネルギーを充填することができました。
そして、第三は7月24日（水）に予定しています。それは「TRIVIEW Innovation創業7周年記念講演会及び懇親会 ＠日本能率協会」です。テーマは今や業界内で話題沸騰の「2025年の崖」と「DX」です。講演会ではお二人の講師をお招きいたしました。まず御一人目は経済産業省商務情報政策局情報産業課ソフトウェア産業戦略企画官の和泉憲明様です。和泉様には「DXレポート作成の背景と政策展開」－2025年の崖問題の克服と中小・地方への展開を踏まえて－についてご講演いただきます。そしてもう御一方は凸版印刷株式会社情報コミュニケーション事業本部デジタル戦略本部 ビジネス戦略部部長の名和正道様で、「トッパン・デジタルトランスフォーメーション（T-DX）を掲げ、様々な業種・業界のデジタル変革を支援する同社の今」をお話しいただきます。
是非記念すべき講演会を成功させたいと願っております。そして、前回懸案事項として「TRUSTセミナー（月例）」の復活を掲げておりました。開催時期は少し後ろにずれてしまいましたが何とか開催にこぎつけることができました。
最後にもう一つだけご報告したいことがあります。
それは「商標登録」のお話です。これは昨年から準備をし、申請しておりましたがこの6月に特許庁からご連絡を頂き2つの商標を取得することができました。
一つは、「トライビュー・イノベーション」です。
そしてもう一つは「」のロゴです。
商標を取ることも私にとって人生はじめての経験ですが、使用する権利を監督機関から認められるということは少しだけ嬉しいものと感じている次第です。商標に恥じないように頑張らなくてはと思っております。
最後に、2019年度、新たな信条である「自己、会社、そして社会に貢献する。」を企業価値の中心にお客様、パートナーの皆様とともに歩んで行きたいと心より願っております。またTRUSTで掲げるサービス・サイクルをスパイラルに回し、サービスブランドとして自律運動が活発になるように努めてまいります。
今後も引き続き皆様からのご高配を賜りますことをせつにお願い申し上げます。そして最後に、皆様の更なるご健康とご発展を心よりお祈り申し上げます。ご拝読を頂きましてありがとうございました。
以上
2019年(令和元年)7月5日
トライビュー・イノベーション株式会社
代表取締役社長 村松 光德
